妊娠6週目になると、ついに胎のうが確認できる方が多く、さらに赤ちゃんの心拍数が聞こえる方も!赤ちゃんの全身の器官の形成も進み、ママは妊娠しているという意識が徐々に強くなってくる頃です。また妊娠が進んできたことにより、注意していくことも増えてくるので日々健やかに過ごしていきましょう。
妊娠6週目のお母さんの身体に起こる症状
この時期より疲労感が強くなり、眠けも増していき、つわりがひどくなってくる方もたくさんいます。これは妊娠性のホルモンの影響で、赤ちゃんの各器官、臓器が形成されている時期だからなのです。持病の薬などある方は、まず自己判断で服用せず、病院を受診し、そこで処方されたものを服用しましょう。
また、初期の器官の形成を助けるために、お母さんも質の良い食事を摂りましょう!
・ビタミン
・繊維
・鉄分
・葉酸
を積極的に摂っていきましょう。また十分な水分を取ることも必要です。
葉酸
今まで妊婦の経験の無い方でも「妊娠中の葉酸摂取」の話は耳にしたことがあるのでは!?まさに妊娠の期間中一番葉酸を摂らなければいけない時期がこの時期なのです!
葉酸は、赤ちゃんの脳と神経系の発達にとても大事なもの。さらに、妊娠中のお母さんの身体にもとてもよく、疲労の回復や、貧血の予防などにも効果があります。
・レバー
・ほうれん草
・豆類
など、緑黄色野菜を中心に十分に摂るようにしましょう。つわり等で食欲が無く、食物で摂取することが難しい場合にはサプリメントで補うこともとても有効です!
妊娠6週目の赤ちゃんの様子
妊娠6週目になると、赤ちゃんの大きさは、およそ8ミリ程度になり、さらに胎盤も成長していきます。そして、体温をコントロールする視床下部の形成、さらには手の形成も始まり、より人間らしくなってきます。まだ性別の判定は出来ませんが、すでにこの時より生殖器の形成も始まっています!
この時期になると、中胚葉が活発に動くようになります。中胚葉とは心臓、筋肉、リンパ組織などを指し、この組織が働いてくれることで、心拍を確認できるようになるので、この6週目の段階で心拍を確認出来る人も多いと思います。
また、無事心拍数を確認できれば、流産の可能性は一気に低くなってきます!この時期に周囲に話して、今後の生活スタイルを考えていく方も多いので、心拍数が確認出来ましたら、パートナー、家族、仕事場への話し合いを持ち、今後のマタニティライフを考えていきましょう!