妊娠15週目は安定期前の最後の週となります!つわりも殆どの人が収まり、胎盤も完成して、今度は無事出産するための身体作りとなります。赤ちゃんも頭と身体の比率が出生時と一緒になり、基本的な部分も完成したりと嬉しい時期ですが、お腹の痛みや張りが出やすい時期でもありますので、引き続き身体に注意して過ごしていきましょう!
妊娠15週目のお母さんの身体に起こる症状
この時期になりようやく胎盤が完成しました!この胎盤を通じて、赤ちゃんは送られてくる酸素や栄養を受け取り、逆に不要なものを送り返すようになります。今までお母さんが頑張ってしていた仕事を胎盤がしてくれるようになることで、体調が安定してきます!
腹痛
子宮が大きくなり、その両側にある円靭帯が伸ばされ、それにより痛みや張りといった症状が出ることがありますが、そのような時は無理せず安静にしてましょう。また、お腹を温めるのも効果的です。
むくみ(浮腫)
子宮が大きくなることによりむくみが増えるので、よく水分を取るようにしましょう。またマッサージも大変効果があります。
お腹の張り
ズボンを履くだけで圧迫感を感じてしまうことがあるので、一サイズ大きめのものに変えるか、妊婦用の柔らかな素材で圧迫感を与えないようにしましょう。
また食欲が出てくる時期ですので、つわりの反動で食べ過ぎないよう注意しましょう。栄養バランスよく食べることが大事で、適度なウォーキングで運動をするのも大事になってきます。
高齢出産について
高齢出産の場合は色々と不安なことも多いので、羊水検査を求める方も多いですが、羊水検査はお腹に針を刺さなければいけないため、リスクを背負うことも事実です。
また、羊水検査は保険対象外となるため、通常10万円程度の金額を負担しなければいけないため、家族とよく話し合って決めましょう。
当サイトの編集部は皆、羊水検査は受けず、元気に出産してまいりましたので、できることであればリスクを背負わず、母体を健康に保つことで元気な赤ちゃんを産んで欲しいと願っております(__)
妊娠15週目の赤ちゃんの様子
妊娠15週目の赤ちゃんは、頭殿長で10cmほど、体重で40gほどになります!
基礎となる身体の大部分は全て完成に近づき、これからは、手足の爪や、指紋等、身体の細かい部分が急速に作られていきます。
赤ちゃんによっては、笑顔や怒ったりと喜怒哀楽の表現も出来るようになります!
利き手が分かる?!
よく赤ちゃんが自分の親指をしゃぶっているのを見たことあると思いますが、あれは、吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)といい、おっぱいを探して吸うための準備運動なのです。
この時期から、赤ちゃんの手先はどんどんと起用になっていき、この
しゃぶっている指の手が利き手になる
と言われております!