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において、妊娠中の妊婦にとって、摂取したほうがよい食品、あまり積極的に摂取しないほうが良い食品を列挙してきた。
理想としては、リスクの高いものの摂取を減らし、又は摂らないようにして、厚生労働省や医師・栄養士が進める食品を摂っていけば、少なくとも胎児の影響においては良い結果を得られる。と思ったのも束の間、実際には、
妊娠悪阻
すなわち、
つわり
の症状があり、そう簡単にはいかなかった。
妊娠悪阻とは
妊婦特有の症状であり、妊娠の初期から中期に起こる吐き気や嘔吐のこと指す。ちなみに妊婦になると、体内に胎児のための領域を作るため、むやみに嘔吐を我慢する必要はない。
通常は、妊娠の12〜16週程で治まる場合も多いが、人によっては出産するまで続くこともあり、一概には言えない。
つわりの症状
・全身の倦怠感や頭痛、眠気
・吐き気や嘔吐
・匂いに敏感になる
・食べ物の好みが変化する
・唾液の増加
・皮膚の乾燥や動悸・不眠
等、人によって様々な症状が起こる可能性がある。
あまりにもひどい症状の場合は、異常妊娠の可能性もあるので、正常な妊娠経過であるか、医師の診断を受けることも必要となってくる。また、嘔吐感により食べ物が食べられなくなることにより、体重が減少し、尿量も少なくなってくると、点滴治療等の対応が必要となってくる。
それに対し軽度の場合は、食事に変化をつけたり、気分転換をはかることにより軽くなることもあるので、つわりに大事なのは、
なによりも周りの理解が必要である
我が嫁の場合はというと、脂ぎったもの(肉料理・イタリアン・中華等)を見ると、気持ち悪くなり吐き気がするという。さらには、味の濃いもの、そして匂いがきついものまでダメになり、大変素っ気なく、質素な食事に変化していった。そのため、
おにぎり
しかも、
塩むすび(具無し)
で、しばらくの間過ごすことなった…
嫁に喜んでもらうため、色々な食材を一気に購入し備えていたが、まさかのおむすび生活‥コーンフレークに牛乳をかけるだけでも、ある程度の栄養は取れるのではとも考えていたが、元々牛乳があまり好きでない嫁には良い策ではなかった。
以上、たくさん食品を列挙して来たが、今は食べられるものを食べていくしかない。
そんな僕らの、
塩むすび生活
が始まった…