妊娠11週目に入り、母体はどんどんと妊婦らしい状態に近づいていきますが、まだお腹はそこまで大きくなりません。しかし、赤ちゃんは臓器がしっかりとその働きをするようになっていきます!つわりがまだピークを迎えている方も多いとは思いますが、妊娠3ヶ月目の最後の週、なんとか頑張っていきましょう!
妊娠11週目のお母さんの身体に起こる症状
まだつわりが続いている方は多く、特に食べられなくなることにより体重がどんどんと減ってしまう方も多いです。ですが、食べれるようになれば自然と体重は増えていきますので、希望を捨てずがんばりましょう!
この時期は、特に眠気を出すホルモンが出やすい時期でありますので、眠くて眠くて耐えられない方も多くいます。そんな時は、状況に応じて、休ませてもらい無理はしないようにしましょう。また、それに伴い周りの理解も大事ですので、仕事をしている方であれば周りにしっかりと説明しておきましょう。声を大にして言います。
妊婦は眠くなるもの
なのです!
ストレスや悩みがそのまま胎児の成長に影響しますので、常に心身ともにリラックス出来る状況を作っていきましょう。しっかりと睡眠を取ることにより、お腹の張りも少なくなり楽になってきます。
またホルモンバランスの崩れにより、腰痛が出ることも多い時期ですので、あまり立ちっぱなしは避けて、なるべく椅子で休む機会を多くして、腰に負担をかけないようにしましょう!
妊娠11週目の赤ちゃんの様子
妊娠11週の赤ちゃんは、頭殿長で44~60mm、体重は10gほどになります。腎臓では尿が少しずつ作られはじめ、それがおしっことして羊水中に排出されるようになります。
なんと、
赤ちゃんはそのおしっこを飲んで!
その一部がまた羊水へ排出、と、羊水が入れ替わることで、腎臓や膀胱などの泌尿器系の機能が発達していくようになります。一見汚いようにみえるのですが、尿も羊水も無菌状態ですので心配はありません。
脳もまだまだ小さいのですのが、構造はすでに出生時と同じように発達しています!
エコーでも写りがよければ、手足の指が確認出来るようになり、かわいいことに、
あくびもするようになります♪
妊娠11週目までが、器官形成期といい、主要な臓器が発達し、11週目において完成となります。ここまで完成してしまえば、胎児に奇形が見られることは少なくなってきます。