妊娠超初期とは
主に、妊娠初期より前の、妊娠0週から妊娠4週までの一ヶ月間のことを指しますが、妊娠週の数え方は、最終月経の終わりの日を妊娠0週0日と数えるため、妊娠0週目から2週目の間には2週目といえど、実はまだ母体には何の変化も起こっていません。
排卵日は2週間ほど経ってから始まりますので、そこで精子と出会い受精します。
受精すると、受精卵は分割を繰り返しながら子宮の中を移動し、子宮大部に着床して初めて『妊娠』となります。
つまり、着床した時点で既に妊娠3週目となっているため、ここで初めて妊娠と判明、又は、妊娠検査薬で陽性反応が出る頃には、妊娠4週目に入っていることが多いのです。
妊娠超初期症状とは
体の中に受精卵が出来て着床することにより、身体のホルモンの分泌に変化が現れ始め『ヒト絨毛性ゴナドトロピン』というホルモンの分泌が始まります。
このホルモンは妊娠をすることにより、初めて分泌されるホルモンで、このホルモンが尿中に含まれているかどうかにより、妊娠の判断を検査するのが『妊娠検査薬』となります。
このホルモンは、とても大事なホルモンで、妊娠においてとても重要な『プロゲステロン』の産生を保つ働きがあり、妊娠の超初期から中期にかけておこる『眠気』の症状は『このプロゲステロン』という黄体ホルモンの増加によって引き起こされます。
それは、妊娠の準備をするため子宮を促す働きを起こし、妊娠状態を健全に保つために必要なホルモンなのです。
「妊娠○週っていつから?意外と知らない“妊娠周期”の数え方」
「え、妊娠って最初の1〜2週間はまだ妊娠してないの?」
「○ヶ月じゃなくて○週で数えるの、なんで!?」
妊娠が発覚すると、まずぶつかるのが“妊娠周期”の壁。病院では「今、妊娠6週ですね」と言われても、「え、でも最後の生理からそんなに経ってない…?」と戸惑う人も多いのでは?
実は、妊娠の周期の数え方にはちょっとしたトリックがあるのです。
妊娠周期は「妊娠してないところから」始まる!?
妊娠周期は、最終月経の開始日(=最後に生理が始まった日)を「妊娠0週0日」としてカウントします。つまり、妊娠1週目も2週目も、まだ赤ちゃんはお腹にいない状態。
「じゃあ、本当の妊娠スタートはいつ?」と思いますよね。実際に受精が起こるのは、排卵日(通常は生理開始から約2週間後)あたり。受精卵が着床し、妊娠が成立するのはさらに数日後。つまり、実際に赤ちゃんができるのは妊娠3週目あたりになるのです。
「え、じゃあ妊娠0週とか1週とか、意味あるの?」と思うかもしれませんが、これは医学的な基準として統一されているもの。最終月経日がはっきりしていれば、出産予定日も計算しやすいため、この方式が採用されています。
「○ヶ月じゃなくて○週」で数える理由
日本では「妊娠5ヶ月」「妊娠7ヶ月」などとざっくり数えることもありますが、正式には「妊娠○週○日」でカウントします。これは、赤ちゃんの成長や妊婦さんの体調の変化が週ごとに細かく変わるから。
例えば、
- 妊娠4週(1ヶ月) → 妊娠発覚しやすい時期
- 妊娠12週(3ヶ月) → つわりのピーク
- 妊娠20週(5ヶ月) → 安定期突入!
- 妊娠28週(7ヶ月) → 赤ちゃんの肺が発達
このように、週ごとに重要な変化があるため、産婦人科では「何ヶ月」よりも「何週」で管理するのが一般的です。
出産予定日は「40週0日」!でも実際は…?
妊娠期間は「40週0日」が標準ですが、実際には37週〜41週の間に生まれることがほとんど。特に初産の場合は、予定日より少し遅れるケースが多いのです。
ただし、予定日がズレることもあるので、「40週ピッタリで生まれる!」と決めつけず、ゆったり構えておくのが大事。
妊娠周期を知ると、妊娠ライフがもっと楽しく!
妊娠周期は「最終月経からカウント」「週ごとに変化がある」「出産予定日は40週だけどズレることもある」──これを知っておくと、妊娠ライフがちょっと楽になります。
「まだ妊娠3週だから、焦らなくても大丈夫」
「妊娠12週だから、そろそろつわりのピークかも…」
「妊娠37週に入ったら、いつ生まれてもおかしくない!」
こんなふうに、自分の体と赤ちゃんの変化を前向きに受け止められるようになります。
妊娠周期を味方につけて、今しかできない「妊娠ライフ」を楽しんでください!
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