PR

ポケモンセンター刺殺事件の新事実|カウンセリング拒否、それでも「夢の職場」を離れなかった21歳

池袋ポケセン殺人 元交際相手と判明の文字と池袋ポケセンの写真
この記事は約3分で読めます。
PR

「ポケモンが好きで、ここで働くのが夢だったのでかえたくない」

春川萌衣さん(21)はそう言って、元交際相手に職場を把握されていながらも働き続けた。その職場で命を奪われた。2026年3月26日、東京・池袋のポケモンセンターメガトウキョーで起きた刺殺事件に、新たな事実が浮かび上がった。逮捕された元交際相手・廣川大起容疑者(26)が、警視庁によるカウンセリングの働きかけを拒否していたことが、捜査関係者への取材で明らかになったのだ。

PR

2人の関係が発覚した経緯

廣川容疑者と春川さんはアルバイト先で知り合い、交際を開始。しかし2024年7月に春川さんが関係を解消すると、廣川容疑者はつきまとい行為を繰り返すようになった。

転機となったのは昨年12月の逮捕だった。ストーカー規制法違反の疑いで身柄を拘束された廣川容疑者の車内からは果物ナイフが発見され、さらに春川さんへの盗撮行為も発覚。調べに対して廣川容疑者は「復縁をしたかった」と供述していたという。この逮捕によって2人の関係と、廣川容疑者による一連の行為が初めて捜査機関に把握されることになった。

カウンセリング拒否という「空白」

今年1月、廣川容疑者は略式起訴と同時に釈放された。警視庁は禁止命令を出すなど一定の対応をとった。しかしここで見過ごせない事実がある。警視庁が廣川容疑者にカウンセリングを受けるよう働きかけたにもかかわらず、廣川容疑者がこれを拒否していたのだ。

ストーカー加害者に対するカウンセリングは、再犯防止の観点から有効とされる取り組みだ。拒否されたとき、当局にそれ以上介入する手段はなかったのか。釈放からわずか約2か月後に事件が起きた今、この「空白」の重さが問われている。

「夢の職場」を守ろうとした春川さん

釈放後、廣川容疑者は春川さんのアルバイト先であるポケモンセンターを把握していた。春川さんも危険を認識しており、身の安全のため関係先に身を寄せていた。しかし職場だけは変えなかった。

「ポケモンが好きで、ここで働くのが夢だったのでかえたくない」

その言葉の背景には、21歳の女性が抱いた、ただの願いがあった。好きなものと関わる仕事を続けたい——それは加害者の存在によって手放す必要のない、当然の権利であるはずだった。

現場に残る記憶

事件当日の午後7時20分ごろ、店内にいた客たちは突然の悲鳴と混乱に巻き込まれた。「警察!警察!」と叫ぶ声、店舗から走り出る人々、「スタッフも離れて!」という怒号が飛び交うなか、春川さんはカウンター内で倒れていた。

春川さんを知る人物はこう話す。

「とっても礼儀正しい子で、明るくて、兄弟が仲良くてね。今ショックです」

警視庁は現在も事件のいきさつを詳しく調べている。ストーカー被害者を守るための制度と運用に、何が欠けていたのか。春川さんの死が問いかけるものは重い。

また、これほどまでに理不尽な事件が頻発すると、外出時だけでなく自宅のセキュリティにも強い不安を覚える方が増えています。特に子どもを一人で留守番させることがあるご家庭では、室内カメラやセンサーを使ってスマホからいつでも安全を確認できる ソニーの防犯サービス MANOMA(マノマ)「セキュリティセット」 などを導入し、いつ何が起きても家族を守れる強固な防犯環境を整えておく時代が来ています。

タイトルとURLをコピーしました