サンシャインシティで、世界中のポケモンファンが集まる場所で、信じられない事件が起きた。
2026年3月26日午後7時すぎ、東京・池袋のポケモンセンターメガトウキョー店内で、アルバイト店員の春川萌衣さん(21)が元交際相手の男に刃物で刺され死亡した。男もその場で自らの首を刺し、搬送先で死亡。春休みで親子連れや外国人観光客が賑わうなか起きた惨劇は、目撃した客たちの記憶に深く刻まれた。そして多くの人が問わずにいられない。「なぜ、防げなかったのか」と。
事件の経緯|何が起きたのか
警視庁の発表によると、死亡した男は住所・職業不詳の廣川大起容疑者(26)。春川さんとはかつてのアルバイト先で知り合い、2024年10月から約9か月間交際していたとされる。
交際終了後、廣川容疑者は春川さんへのつきまといを繰り返した。昨年12月にはストーカー規制法違反で逮捕、さらに今年1月には一人暮らしの春川さんを盗撮したとして性的姿態等撮影罪でも再逮捕されている。1月30日に略式起訴され、80万円の罰金を払って釈放。以降、春川さんは身の安全のため親族のもとに身を寄せていたという。
110番通報は午後7時17分に目撃者から入電。駆けつけた警察官がカウンター内で2人が倒れているのを発見、近くには血のついた刃物が布に包まれた状態で落ちていた。警視庁は殺人事件として捜査を開始した。
現場の証言|「逃げて!」「ヘルプ!」 一瞬で地獄と化した店内
事件当時、店内には数十人の店員と数百人規模の客がいたとみられる。春休みということもあり、子ども連れの家族や外国人観光客の姿も多かった。
夫と来店していた埼玉県在住の30代女性は当時の状況をこう振り返る。
「最初は棚のような大きいものが倒れるような『ガガガッ』という音が聞こえて、その直後にものすごい勢いで『助けて!』『逃げて!』という声が聞こえてきました。女性と男性の声が入り交じっていて、外国人客の『ヘルプ!』という声も聞こえました。奥の方から人がなだれるように逃げてきて、パニック状態になっていたので、夫と必死で逃げました」
店の奥は商品棚が入り組んでおり、逃げにくい構造だったとも話す。夫は避難途中、女性スタッフのシャツに血がついているのを目撃したという。
レジに並ぼうとしていた30代の男性客も状況を証言する。
「19時ごろから店にいて、『ドカン』という音のあと、外国人客4、5人がものすごい勢いで逃げてきました。振り返ると制服に血がついた店員さんがいて、その人に向かい合う位置に、黒いTシャツの男がいて、暴れるようにレジカウンターの中に入っていった。一瞬、強盗かと思いました。当時の店内は店員さんが数十人、お客さんは200人近くいたと思います。こんなに人が集まる場所でこんな事件が起きるとは思いませんでした」
ストーカー被害相談から事件まで|何が足りなかったのか
警視庁は昨年12月、春川さんから廣川容疑者によるストーカー行為について相談を受けていたと明かしている。その後、逮捕・起訴・釈放というプロセスを経て、わずか2か月足らずで最悪の結末を迎えた。
略式起訴による罰金刑という処分の軽さ、釈放後の接触禁止措置の実効性、そして被害者が職場に身をさらし続けなければならなかった現実。被害者保護の観点から、今回の対応に問題はなかったのか。被害者が何度も声を上げていたにもかかわらず、なぜ守れなかったのかという問いに、社会は向き合わなければならない。
予測不可能な凶悪事件がいつどこで起きるか分からない今、商業施設などでパニックが起きた際や、日常の外出時に子どもとすぐに連絡が取れる手段を持たせておくことは必須の防犯対策です。万が一はぐれてしまった時でも居場所を正確に把握できるよう、みまもり機能が充実したキッズケータイ「Hamic」
などの防犯ツールを早急に導入し、いざという時に家族の命を守るための準備を見直してみてはいかがでしょうか。
現場に集まった人々の声
月に一度このポケモンセンターに通っていたという30代女性は、事件後もこう話した。
「私は子どもの頃からポケモンが好きで、ここにも月1のペースで通っていたほどです。世界中から子どもから大人までいろいろな年代の人が楽しみに集まる平和な場所で、こんな悲しい事件が起きたことが本当に苦しいです。今も心臓がドキドキしています」
春休み、子どもたちの笑顔が溢れるはずだった場所で、21歳の女性の命が奪われた。
また、これほどまでに理不尽な事件が頻発すると、外出時だけでなく自宅のセキュリティにも強い不安を覚える方が増えています。特に子どもを一人で留守番させることがあるご家庭では、室内カメラやセンサーを使ってスマホからいつでも安全を確認できる ソニーの防犯サービス MANOMA(マノマ)「セキュリティセット」
などを導入し、いつ何が起きても家族を守れる強固な防犯環境を整えておく時代が来ています。


