先日の記事にもなりました、
日野皓正さんの中学生への往復ビンタ事件について、日野皓正さん本人の会見が行われましたので、その模様と、当日現場にいた方の目撃証言も含めお届けいたします。
まずは、
日野皓正さんが中学生へ往復ビンタしたその動画
日野皓正氏の記者会見の内容
記者:中学生に往復ビンタをしましたか?
日野:そんなのはうそだよ。ほんのすこし軽く触っただけだよ。
記者:動画が公開されておりますが?
日野:やらないでしょ。
記者:1回殴って、そのあと、またもう1回殴った?
日野:痛い顔はしてないでしょ。
皆は知らないが、あいつとは1年前に、俺と深い関わりがあったのよ。いろいろ話もしてさ。
「じゃあOK。わかったよ。俺が今日からお前のおやじになるから。何かあったら電話してこいよ」て、電話番号渡してたんだよね。
そしたら、
「わかった」と。
当日、指揮をしていたんだ、俺と2人で。ドラムソロを、どんどん学生たちが変わりばんこでね。でもね、それをやめないわけ。
「何だこれは!!」と思ったよ。
もし、サントリーホールであの小澤征爾さんが指揮をしている時に、どこかのバイオリンが指揮をしだして「お前、やれ」と。
みんなどうする?
それこそどうしようもないでしょ。
「お前、バカ野郎。お前やめろよ」と。
「ドラムも待っているだろ」と言ったらねー、やめないわけよ。
「お前、やめろよ」って言ってもやめないから、言ったよ。
「バカ野郎!!」って。
俺とあいつは、
父親と息子なわけ。
ほかの生徒には、絶対に手を上げないわけ、俺は。
彼が終わってから、「なんで、俺の控室に謝りに来た」と。そしたら、
「すいませんでした」と。
「ごめんなさい」って言うから、「お前、分かってくれりゃいいんだけど、そのほかに俺に言うことあったよな。ありがとうって1回も聞いてねえんだよ、俺は」。
そしたら、
「先輩、ありがとうございました!!」
って、最後に言ったんだよ。
「おし、じゃあ、お前、許してやる。しっかりやって。お前、うまいんだから、ちゃんとやれよ」って言ったら、
「はい」と。
大会の方に行って、「日野さんに許してもらいましたから」って言ったわけ。
ビンタもね、
アントニオ猪木の方が全然痛いと思うよ笑
記者:日野さんは親心として?
日野:さっきから言ってんじゃん!
ほかの生徒には絶対、手を上げたことないもんね。そんなことしないもん、しようとも思わないもん。でも、
「バカ野郎」とは言っているよ。
「お前、てめえ、バカ野郎」とか。
それは言うけど、手なんか絶対上げない。
記者:報道で、ビンタというふうに。それに対しては、どういうふうに受け止めていますか?
日野:バカ野郎と、記者が悪いんだと思っている。
記者:日野さんの認識としては、軽く触れただけですか?
日野:そうそう、血も出てないしさ、何より痛がってもないしさ。
記者:確認しますが、日野さんが注意したあとに、やめなかったから日野さんがスティックを投げ捨てた?
日野:だってやめないもんね。
それでも彼は、手でドラムをたたき始めた。
根性はあるけど、それはちょっと行き過ぎた根性だよね。何より嫌なのが、
人をリスペクトしてないよね。
以上が日野さんの会見の内容となります。
そして実際に、
日野皓正さんの中学生へのビンタがあったコンサート会場で観覧してた方のコメント
「少年はまるで自分のステージかのように振る舞い、長時間のソロを開始。さらに、トランペットにも命令。日野さんのスティック取り上げられても、睨み返して手で叩き出す始末。
さすがに見てるこちらも身勝手さに腹が立ちました。
そして日野さんの行動に関しても会場で見てましたけど暴力といえるものではないですよ。
スティックを取られた子供が睨んで叩き出す、髪は掴んだ程度。ビンタは「目を覚ませ」な感じで、
音も聞こえないピタピタとほっぺたを触った感じ。
中学生の演奏は本当に素晴らしかった。これが子供かと思えるほど。聴けば全てわかる。沢山の子供たちが一生懸命頑張ったのに、彼らの功績を台無しにしないでほしいです。
子供達がここまでずっと日野氏についてこれたのも、厳しくとも真剣に音楽と向き合い
体当たりで教えてくれるのを理解しているからでは?
会場にいた我々しか真実を知らないのです。終演時間も差し迫り、沢山の子供がソロを控えている中「俺のドラムに合わせてお前ら吹けよ」のような少年のゼスチャー。
子供の気持ちを一番わかっていたのは、
日野氏では?」
以上が会場で生で観ていた方に映った、そしてその方が思った心情です。
皆様はどのように感じましたか?