11月22日午前7時32分現在、福島第一原子力発電所と福島第二原子力発電所で東京電力が確認作業を進めています。そして只今入った情報によりますと、原子力規制庁の調べにより、
福島第二原子力発電所の3号機の使用済み核燃料プールの冷却装置が停止
午前6時すぎの燃料プールの水温は28度7分で、1時間に0度2分ずつ上がっていくと予想され、運転上の制限の値としている65度には1週間程度で達する見込みです。
現在は、核燃料を冷やす水の循環が出来ず、危険な状態が続いております。ただ、プールの中の水で核燃料の冷却はできており、例えこのまま循環ができない状態が続いても、当面は直ちに危険な状態に陥ることは考えにくいと思われます。
また、東北電力によりますと、現在運転を停止している、
女川原子力発電所
での地震の影響の確認も合わせて進めております。
さらに茨城県東海村にある、
東海第二原子力発電所
は現在は運転停止中ではありますが、この地震により異常がないか確認を進めています。