日本ロック界に衝撃が走りました。LUNA SEAの不動のドラマー、真矢さんが2026年2月17日、56歳という若さでこの世を去りました。22日深夜に発表されたあまりに突然な訃報。しかし、ファンの心に刻まれているのは、彼がインスタグラムに残した「ある一枚の写真」と、そこに添えられた涙の言葉でした。
生前最後の投稿「見る度に泣いちゃうな」
真矢さんのインスタグラム、その最後の投稿となったのは、闘病中ながらサプライズでステージに立った音楽フェス『LUNATIC FEST.2025』での集合写真でした。

そこには、病魔と闘いながらも満面の笑みを浮かべる真矢さんと、彼を支え続けたメンバー、そして自身の代役を務めたSIAM SHADEのドラマー・淳士さんの姿がありました。
「この写真を見る度に泣いちゃうな……かわいいかわいいジュンジ。愛するメンバー。そして本気でLUNA SEAを支えてくれるみんな。本当に幸せだよ。ありがとう」
写真に添えられたこの言葉。今となっては、自身の命の灯火を感じながらも、後輩へバトンを託し、仲間への愛を伝えた「遺言」のようにも響き、多くのファンの涙を誘っています。
隠し抜いた「ステージ4」の大腸がん、脳腫瘍との闘い
あの笑顔の裏で、真矢さんは壮絶な闘病生活を送っていました。発表によると、2020年にはすでに「ステージ4の大腸がん」が発覚。さらに2025年夏には脳腫瘍と診断され、これまでに計7回もの手術と過酷な治療を乗り越えてきました。
それでも彼がステージに立ち続けたのは、「また必ず5人でステージに戻る」という執念にも似た強い意志があったからです。3月12日のライブでの完全復帰を目指し、懸命なリハビリを続けていましたが、その願いは叶わず、静かに息を引き取りました。
妻・石黒彩と3人の子供たちが支えた最期
真矢さんの56年の生涯を最後まで支え続けたのは、妻でありタレントの石黒彩さんと3人の子供たちでした。2000年の結婚から25年以上、芸能界きってのおしどり夫婦として知られた二人。
病気が発覚してからの5年間、石黒さんは献身的に夫を支え、家族一丸となって病魔に立ち向かってきました。葬儀は遺族の意向により近親者のみで執り行われましたが、最愛の家族に見守られながらの旅立ちだったといいます。
メンバー悲痛「魂のビートは鳴り止まない」
RYUICHIをはじめとするメンバー4人は連名でコメントを発表。「その不屈の精神と、最後まで絶やさなかった太陽のような笑顔は、僕達メンバー、そしてスタッフ全員の希望の光でした」と盟友を偲びました。
写真に残されたあの笑顔と、彼が刻み続けた魂のビートは、これからもLUNA SEAの物語の中で永遠に生き続けるでしょう。


