【泣ける作品】あなたはどう思いますか?!〜象の背中〜

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象の背中3

今回ご紹介するのは、

東京芸術大学出身の日本のイラストレーター・アニメーション作家の、

城井文(しろい あや)

秋元康の『象の背中』を原作とする、

象の背中ー旅立つ日ー

のアニメ化で一躍脚光を浴びDVDが発売された。

当時は、中高年層のサラリーマンに対し大きな共感と感動をもたらしたが、その半面、愛人の描写に対する批判も巻き起こった一作である。

ストーリー

妻と2人の子どもの幸せな家族4人で暮らす、48歳の不動産会社部長の藤山幸弘。しかしある日突然、末期の肺がんで余命半年だと宣告され、その時に藤山が選択したのは延命ではなく、

象の背中4

「死ぬまで生きる」決意であった。

象の背中5

長男と、藤山の愛人には自分の病名を伝えたが、妻の美和子と高校生の長女には、余命の宣告の事実を告げないことを決め、彼は残された時間に今までの大切な友人に会って、別れを告げようと決意する。

さらに、あまり良く思っていなかった昔の取引先や、喧嘩別れした友人、初恋の人に会いに行き、自分の病名を伝え、遺書を残してゆく。

象の背中6

「今」を生き抜こうとする藤山。

象の背中7

病状は悪化して行き、長年口も聞いていなかった実兄の幸一に、死後の家族の生活費1400万円を工面してもらう。その後も、自由気ままに行動する藤山を妻は寛大に見守る。そして、藤山が愛人を呼んでしまった際に偶然妻と遭遇する。しかし、それに気づいた妻は愛人に頭を下げお礼を言う。

今にも、死にそうな主人公を綺麗に着飾り看病する妻に、藤山は、

一つのラブレターを渡してプロポーズをする。

それに対し、美和子は、

「もう一度生まれ変わっても、私にプロポーズしてくれますか?」

と応じ、末期の肺がんの藤山が咥えるタバコに、火をつける。

象の背中0

藤山は愛する家族のことを考えながら、

象の背中1

その死を迎える。

象の背中2

この画から伝わる情感が今でも忘れられません...

そんな素敵な作品のご紹介でした(__)ペコリ

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