ご存知シェークスピアのロミオとジュリエットです。
多くの映画やバレー、お芝居になっていますがこの「ロミオとジュリエット(1968)」は素晴らしい作品です。
「ロミオとジュリエット」(1968)
イタリア人監督フランコ・ゼフィレッリが「ロミオとジュリエット」に無名の新人を起用し見事に成功を収めた作品。「ロミオとジュリエット」は映画史に残る名作となり、世界中から高い評価を得た。また1968年度アカデミー賞では、 4部門でノミネートされ、撮影賞と衣装デザイン賞を受賞した。衣装はシェークスピアの時代にフラッシュバックするような見事なでき、美しいので注目ポイント。テーマ音楽も映画音楽のスタンダードとなっている。
あらすじ
昔、ヴェロナの2大名家のキャピュレット家とモンタギュー家、両家は昔から争いあい、互いに憎みあうほどになっていた。モンタギュー家のロミオは、キャピュレット家の舞踏会に忍び込み、美しい若い娘に心をとらわれる。若い娘は、ジュリエットという名で、モンタギュー家の大敵キャピュレット卿の跡取り娘であることを知った。ロミオは敵の家の娘に思いを寄せてしまったのだ。このことは彼を苦しめたけれど、愛を捨てることはできなかった。また、ジュリエットもロミオに一目惚れをして、思いのたけをバルコニーでため息混じりにつぶやいているのを、忍んできたロミオに聞かれてしまうが、ふたりとも愛を確信してしまい恋の炎はいっきに燃え上がる。そして2人の恋は両家の争いの中で翻弄されていき恋は引き裂かれていく。そして最後に2人の悲恋は…..
キャスト
ロミオ レナード・ホワイティング
ジュリエット オリヴィア・ハッセー
ティボルト マイケル・ヨーク
マキューシオ ジョン・マケナリー
ロレンス神父 ミロ・オーシャ
ジュリエットの乳母 パット・ヘイウッド
ヴェローナ公 ロバート・スティーヴンス
ベンヴォーリオ ブルース・ロビンソン
キャピュレット ポール・ハードウィック
見どころ
この作品を作るにあたって、監督のフランコ・ゼフィレッリは、シェークスピアの原作に近い年齢のロミオトジュリエットを作りたかったので、素人の俳優を起用しました。
原作では13歳のジュリエット・17歳のロミオの設定です。
主役のジュリエット役のオリヴィア・ハッセーはイギリスで子役として13歳でこの作品に抜擢されました。そして14歳~15歳と成長に合わせて撮影は進みました。
話題になったのは、相手役のロミオに当初ビートルズのポール・マッカートニーに打診し、残念ながら断られるという逸話があることす。もしオファーを受けていたらどうなっていたんのでしょうか想像するとたのしいですね。
ジュリエットの登場シーンの舞踏会でまだあどけない表情だったのがだんだん大人びて、バルコニーのシーンやこころを締め付ける若い二人のベッドシーン、少女の表情なのに大人びたオリビアの美しいヌードシーンのアンバランスな魅力が評判になりました。
ロミオ役の レナード・ホワイティングもギリシャ神話の彫刻のようなエキゾチックな表情でロミオとはこのような青年だったのではないかと思わせるだけでこの作品は成功していると思ます。
見るべきは全体の時代考証がすばらしく、セットも衣装も見ているものをシェークスピアの時代にタイムスリップさせてくれるということで、ロマンス作品の面だけでなくシェークスピアの時代に入りこんだような気持ちにさせてくれる作品です。
余談だがその後、日本の化粧品メーカーのCMに出演したオリビア・ハッセーとCMソングを歌った布施明が結婚して、男の子がいるのにはびっくり!!残念ながら離婚している。
スタッフ・作品データ
監督 フランコ・ゼフィレッリ
脚本 フランコ・ゼフィレッリ
フランコ・ブルサーティ
マソリーノ・ダミコ
原作 ウィリアム・シェイクスピア
製作 ジョン・ブレイボーン
アンソニー・ヘイヴロック=アラン
音楽 ニーノ・ロータ
撮影 パスクァリーノ・デ・サンティス
編集 レジナルド・ミルズ
配給 パラマウント映画
日本上映 1968年11月23日
上映時間 138分
製作国 イギリス
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