ニュースなどでも取り上げられているが、インドで熱波のために1000人以上の死者がでている。5月25日インド各地では、のきなみ気温45度を記録した。今後の予報も気温は、40度超が続くとしている。
地球温暖化の原因
大気中に含まれる二酸化炭素(CO2)等の温室効果ガスには、陸や海などの表面から地球の外に向かう熱を大気に蓄積し、再び地球の表面に戻す性質がある。 産業革命の開始以来、森林の減少や化石燃料の使用等により、温室効果ガスの濃度は急激に増加した。この増加した温室効果ガスによって、大気の温室効果が強まったことが原因であると考えられている。
すなわち、現在問題となっている地球温暖化の主な原因としては、人間がその活動による温室効果ガスの増加である可能性が極めて高いと考えられている。
地元のヒンドスタン・タイムズは、ニューデリー(New Delhi) 市内の横断歩道が熱波のために溶けだしている様子を、Twitterに投稿した。今までの最高気温は、1994年の47.2度だそうだ。死者の多くは南部アンドラプラデッシュ州で852人、ランガナ州で340人に上っている。
インド環境省顧問のアビジット・サルカル氏は「死者の多くは屋外で働いていた農民や建設作業員で、熱中症により命を落としたとみられる。過去10年間で最悪の事態だ」と述べた。
また、扇風機のない貧困家庭などでは、高齢者が暑さのため死亡すると言う件もおきている。政府はその対策として、医師には医療体制を整えるよう、住民は日中には外出しないように注意を喚起している。
しかし、アスファルトの横断歩道のペイントが流れているのを見るとこれ以上被害が出ないことを祈るしかない。
横断歩道の白線がドロリと溶けている
日本でも、イルカが大量に浜辺に打ち上げられたり、東京湾にシャチが迷い込んだりしている。動物は天変地異に敏感だと言われているので、地震ではないかとの予想。
火山の鳴動が鹿児島・箱根・浅間山など相次いでいるし、5月末なのに、すでに夏日が続いている。万が一噴火したら、また日本でもし電気が止まったら、、、、
この夏、ひとごとではない事態になる可能性も!?
自然の前に人間はなすすべがないのか…