【ピース又吉直樹芥川賞受賞!】会見全動画!第153回芥川賞・直木賞受賞者一覧

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第153回芥川賞・直木賞受賞羽田圭介又吉直樹東山彰良0

第153回の芥川賞・直木賞選考会が16日行われた。

第153回芥川賞は

羽田圭介(29才)の「スクラップ・アンド・ビルド

又吉直樹(35才)の「火花

に決定した。

芥川賞とは

あの芥川龍之介の業績を記念して、友人の菊池寛が創設した通称「芥川賞」は、純文学の新人にのみ与えられる文学賞であり、日本文学振興会により選考が行われる。

1935年より年二回の発表があり、発表済みの作品の中より、短編・中編作品のみが対象となる。

芥川賞賞金

正賞として「懐中時計」

副賞として「金100万円」

が授与される。

そして受賞した作品は「文藝春秋」に掲載される。

直木賞とは

正確には直木三十五賞と呼び、新人から中堅作家までの大衆小説作品から選ばれる文学賞であり、通称直木賞と呼ぶ。

一昔前までは、上記の芥川賞と同じ新人の作品に対する賞であったが、現在では中堅からベテランまで幅広く受賞の対象となっている。

直木賞賞金

芥川賞と同じ「金100万円」

となっています。

芥川賞直木賞違い

芥川賞は、純文学作品を選考するということで、主に芸術性が重視されます。そして上記のように無名の新人・若手の作家が選ばれやすくなっています。

直木賞は、大衆文学作品ということで面白いもの・笑えるものを重視し、娯楽性の高い作品が選ばれ、現在では中堅以降の作家が選ばれやすくなっています。

羽田圭介とは

第153回芥川賞・直木賞受賞羽田圭介又吉直樹東山彰良0

1985年10月19日生まれ

出身は埼玉県北葛飾郡松伏町で、大学は明治大学商学部を卒業。

幼少時に車に轢かれるも助かるという奇跡体験を持ち、高校時代においては、自転車で毎日40km走り、実業団選手を目指していたという体育会系の一面も併せ持つ。

羽田圭介の作品

単行本
『黒冷水』(河出書房新社 2003年11月 / 河出文庫 2005年11月)
初出:『文藝』2003年冬号
『不思議の国のペニス』(河出書房新社 2006年10月)
【改題】『不思議の国の男子』(河出文庫 2011年4月)
初出:『文藝』2006年夏号
『走ル』(河出書房新社 2008年3月 / 河出文庫 2010年11月)
初出:『文藝』2008年春号
『ミート・ザ・ビート』(文藝春秋 2010年2月)
収録作品:ミート・ザ・ビート / 一丁目一番地
「ミート・ザ・ビート」初出:『文学界』2009年12月号
『御不浄バトル』(集英社 2010年7月)
収録作品:御不浄バトル / 荒野のサクセス
「御不浄バトル」初出:『すばる』2010年3月
「荒野のサクセス」(「黒くなりゆく」改題) 初出:『すばる』2010年5月
『「ワタクシハ」』(講談社 2011年1月 / 2013年1月 講談社文庫)
『隠し事』(河出書房新社 2012年1月)
初出:『文藝』2011年冬
『盗まれた顔』(幻冬舎 2012年10月 / 2014年10月 幻冬舎文庫)
メタモルフォシス(新潮社 2014年7月)
収録作品:メタモルフォシス / トーキョーの調教
「メタモルフォシス」初出:『新潮』2014年6月
「トーキョーの調教」初出:『新潮』2013年9月号
単行本未収録作品
テキサスの風 『群像』2010年4月
スクラップ・アンド・ビルド 『文學界』2015年3月

羽田圭介さんの当日のツイー羽田圭介公式twitterより)

1980年6月2日生まれ

大阪府寝屋川市出身で、最終学歴は北陽高等学校卒業。貧しい家庭で育ち内気がちな少年時代であったが、その家庭環境ゆえ家族思いの優しい少年であった。

国語の実力テストで偏差値75を叩き出し全国トップとなった実績もある。また高校時代にはサッカーでインターハイにも出場している。

2003年までは「線香花火」というコンビで活動していたが解散。その後、大の親友であった織部祐二とお笑いコンビ「ピース」を結成し今に至る。

趣味は散歩と読書で、井の頭恩賜公園にもよく散歩に行き、寺社参拝も欠かさない。神保町での古本屋めぐりも本人の大の楽しみの一つである。

又吉直樹の作品

小説
火花(文藝春秋、2015年3月11日、ISBN 978-4163902302)
そろそろ帰ろかな(別册文藝春秋12年5月号、2012年4月7日)- 短編。小説デビュー作
夕暮れに鼻血(別册文藝春秋12年9月号、2012年8月8日)- 短編

又吉直樹のツイート又吉直樹公式twitterより)

東山彰良とは

第153回芥川賞・直木賞受賞羽田圭介又吉直樹東山彰良0

1968年台湾生まれ

5歳まで台北市で過ごした後、9歳の時に日本に移る。

西南学院大学大学院経済学研究科修士課程を修了し、その後、吉林大学経済管理学院博士課程に進むも中退。現在は福岡の大学で中国語を教え、珍しいところでは福岡県警で中国人の犯罪者の通訳をしていたこともある。

東山彰良の作品

小説
逃亡作法 – TURD ON THE RUN(2003年4月 宝島社 / 2004年3月 宝島社文庫 / 2009年9月 新装版 宝島社文庫【上・下】)
ワイルドサイドを歩け(2004年3月 宝島社 / 2006年6月 宝島社文庫 / 2009年11月 新装版 宝島社文庫【上・下】)
ラム&コーク(2004年10月 宝島社 / 2007年8月 宝島社文庫)
さようなら、ギャングランド(2005年8月 宝島社 / 2008年10月 宝島社文庫)
愛が噛みつく悪い星(2006年5月 光文社カッパ・ノベルス)
【改題】さすらい(2009年5月 光文社文庫)
イッツ・オンリー・ロックンロール(2007年7月 光文社 / 2010年2月 光文社文庫)
路傍(2008年2月 集英社 / 2010年5月 集英社文庫)
ジョニー・ザ・ラビット(2008年12月 双葉社 / 2011年6月 双葉文庫)
ライフ・ゴーズ・オン(2009年12月 双葉社 / 2013年3月 双葉文庫)
さよなら的レボリューション 再見阿良(2010年7月 徳間書店)
ファミリー・レストラン(2011年8月 実業之日本社)
ミスター・グッド・ドクターをさがして(2012年1月 幻冬舎 / 2014年10月 幻冬舎文庫)
ブラックライダー(2013年9月 新潮社)
キッド・ザ・ラビット ナイト・オブ・ザ・ホッピング・デッド(2014年10月 双葉社)
流(2015年5月 講談社)

ノベライズ
魔人探偵脳噛ネウロ 世界の果てには蝶が舞う(集英社、2007年7月、原作:松井優征)
NARUTO -ナルト-
NARUTO ド根性忍伝(集英社、2010年8月、原作:岸本斉史)
NARUTO -ナルト- 迅雷伝 狼の狼の哭く日(集英社、2012年11月、原作:岸本斉史)
NARUTO -ナルト- カカシ秘伝(集英社、2015年2月、原作:岸本斉史)
テラフォーマーズ LOST MISSION 1 月の記憶(集英社、2014年8月、原作:貴家悠・橘賢一)

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